2015年を振り返る – 伊達男日和

BERUNです。

今日で2015年も終わります。

わたしと関わっていただいた方々には、本当にお世話になった一年でした。

あまりにも濃密で、変化が多く、とても有意義な一年だった気がします。

2月には自宅の引っ越しをし、4月に入籍。

赤坂のサロンの更新もし、30歳までには路面店を出したいなぁなんて考えていた矢先の出来事。

5月に、師匠から突然の神楽坂移転話を持ちかけていただきました。

とてもいい場所だから、他人に引き渡すのは惜しい。

ぜひ引き継いでほしいという願っても無いお話。

即断即決で、当日には赤坂の退去申請を提出。

7月オープンまでの2ヶ月間は、ただひたすら店舗内装のイメージに追われる日々でした。

前日にはまだ廃棄する家具と届く物がごった返していながらも、7月4日なんとかオープンすることができました。

オープンした後は9月に軽井沢で結婚式、

その1ヶ月半後の10月には、canal cafeでのウェディングパーティ。

ようやく大きなイベントが終わったと思ったらもう年末です。

ここまで慌しく日が過ぎ去っていく一年間はもうないのでは、と思います。

今年一年を振り返り、仕事のしかた、人との関わり方など、あらゆる面でいい変化があった年でした。

洋服のことも、モノとして固執しすぎず、より視野を広げ、フラットな付き合い方ができるようになったと感じています。

小さいながら一室わが家に衣装部屋を設け、今まで潜在的に隠れていたモノたちがすべて顕在化し、必要以上満たされていると自他共に理解しました。

そこでわたしの狂気じみたファッション欲はある程度落ち着いたのでしょう。

(とは言え相変わらず色々作成してはいますが、、)

ここ最近は食事や生活空間、体験などにお金をかけることが増えました。

「衣食足りて礼節を知る」

という言葉を、わたしの人生で少し理解し始めた気がします。

この一年はとても大きく、今後どのように30歳を迎え、そして年を重ねていこうかと、一つの指針を見出せました。

来年BERUNは7年目になります。

トラッドという言葉に甘えず、常に進化し、変化をおそれず邁進していきたいと思います。

2016年は皆様にとってどのような年になるでしょうか。

きっと素晴らしく、思い出に溢れる一年になるでしょう。

わたしもそうありたいと思います。

来年もよろしくお願いいたします。

Atelier BERUN

東京都新宿区神楽坂6-8-23