Linenの季節

BERUNです。
アップが遅くなってしまいました。

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先日の雨で、店前のアジサイが一気に育ちました。
洒落好きとしては、夏はどうも苦手、、と今までは思っておりましたが、緑が深くなり、生き物が活発に動き出す季節です。人が心を開放的にする夏を、今年は思う存分愉しみたいと思います。

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写真は相変わらず好んで使用しておりますHarrisons のMIRAGE、ブラウンとブルーの玉虫色のヘリンボーン。
渋さとスタイリッシュさを合わせ持った美しい柄です。
こちらは通りがかりに店を訪れていただいた老紳士にお渡しいたしました。

今では伝えることも忘れるくらい当たり前になってしまいました衿裏のネーム、そしてスーツのできた誕生日。BERUN創業当時からこのスタイルは変わっておりません。
人や動物に誕生日はあるのに、なぜ物にはないのか。という素朴な疑問から思いつきました。
BERUNが立ち上がった2010年の頃からのスーツを未だに着続けてくださっている方もいらっしゃいます。よくその当時の私の至らなさを笑いながら話してくれます。笑

 

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GWも終わり、少しずつ盛夏用の衣類も仕上がってきました。
こちらはもう毎年の定番であるリネンシャツ。
Tシャツを着ているよりも涼しく、Tシャツよりも管理が簡単。とわたしは豪語します。
リネンを着ずに日本の夏を迎えるということはもはや考えられません。無くてはならないアイテムです。

麻100%のシャツを着て、例えば真夏の炎天下で200m全力疾走したとしましょう。そのぐっしょり濡れたシャツも、ものの30分で乾ききります。汗ジミも乾いてしまうため、目立つようなこともありません。しかも麻は防臭作用もあるため、汗の匂いが広がりにくいです。

洗濯機にはネットに入れてそのまま洗います。取り出したら軽くシワをとって干して入れば、1~2時間ほどで乾いています。翌日にはまた切ることが可能です。しかも麻100は自然のシワを楽しむため、アイロンいらずです。これが綿麻などの麻混紡生地となるとアイロンは必要不可欠ですので、楽に軽快に愉しみたい場合であれば、麻100を着るのがいいでしょう。

とまぁ、つらつらと書きはじめてしまったら止まらないのです。そのくらい麻は素晴らしく、これからの季節に無くてはならない素材です。

 

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こちらはW Bill社、アイリッシュリネン100%のトラウザーズ。
このハリとコシがあるため、トラウザーズにしても耐えうるのです。

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白のリネンシャツに白のアイリッシュリネンのトラウザーズなんか、最高に素敵ではないでしょうか。
靴はコンビシューズか、もう少しカジュアル感を出したければグルカサンダルもいいでしょう。
間違いなく、その瞬間その街では最もエレガントな装いかと思います。

「麻を制するものは夏を制する」

そう言っても過言ではないでしょう。
麻は人類が最も長く古くから関わってきている素材、 活用しないわけにはいきません。

 


Atelier BERUN

東京都新宿区神楽坂6-8-23

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