ベルンです。
最近古い書物を見ていて、面白い内容を見つけたのでシェアします。
4月に自宅兼サロンを始めて早2ヶ月が経ち、日々伊達男を目指す「未来の服バカ(笑)」達が沢山いらっしゃっています。
ダンディな大人になりたい。
男なら誰しも思うのではないでしょうか?
語源は由来不明とされている中、古い辞書の中にその由来を書き留めた文章を発見。
大元はフランス語の「DANDIN」という言葉から派生したそうだが、
なんとこの言葉、「間抜け」という意味なんだそうだ。
もう一つは「DANDIPRAT」という言葉から来ているそうで、要するに、
「ろくでなしの見下げた奴」
という意味になる。
それでは私たちが思っていたDANDYの意味と全く違うではないか?
と思うだろう。
事実私も思った。
しかし結論から言うと、
「イギリスの上流階級の服装の趣味比べといったところで、一般人から見ると、ろくでもないことに一生懸命になっている」
という気分のものなのだろう。
なるほど。
面白い!
しかし、この文献を見て私は逆に誇らしくもなった。
言ってしまえば、ろくでもない馬鹿みたいな生き物が男という生き物じゃないか。
周りからどんなに呆れられようと、それだけで生きている楽しさは何十倍にも膨らんでいる。
事実私と出会って下さったお客様方も、洋服の嗜み方を知る事で、今まで知ることのなかった人生の楽しみ方を知り、毎日スーツに身を包むのが気持ちよくて仕方がない。
という方も沢山いる。
今の時代、そこまで一生懸命に洋服と向き合う人たちが減ってきている今の時代だからこそ、このDANDYという由来の意味は、逆に捉えて褒め言葉に聞こえてしまう。
自分をよりよく見せるための自己表現。
それはただの自己満足な部分ではなく、周りの空間に配慮する服選びが、これからの時代もっと大切になるだろう。
街に貢献し、日本に貢献する服作り、そして服選び。
見下げたばかやろうなりに、一生かけて追求していきたいものです。
いつもありがとうございます。
ベルンでした!
Atelier BERUN
東京都新宿区神楽坂6-8-23
◆http://berun.jp/
◆Facebook
◆Tel : 03-3235-2225