〜蒸し暑い夏を迎える前に〜

ベルンです。

少しずつ天気も夏らしくなってきました。

「暑い」

「寒い」

のような類の言葉は気が滅入ってしまうのでなかなか使いたくありませんが、これからの季節はやはり過ごしづらい季節になるものです。

「暑い」と言って冷たい風がどこからか吹いて来るのならいくらでもいいたいですが、むしろ暑さを再認識させることになってしまい、余計暑くなってしまうでしょう。

夏は暑い。

だからこそ、暑い夏でしかできないオシャレを楽しみ、快適に過ごしましょう。

さて、

そんななか、これからの季節必ず必要になってくるものは、

「扇子」

ですね。

私は真夏になると、いつも持ち歩くようにしています。

photo:01

このアイテムの便利なところは、スーツのペンポケットにジャストサイズに入ってくれるところ。

キザったらしくなく、あくまで自然に取り出し扇ぐのがコツ。

そして夏でも上着を着る、こころ豊かな勇者のために、私が夏でもやる「正しい扇子の扇ぎ方」を伝授したいと思います。

皆さん暑いと思わず顔を扇いでしまうようですが、これはまさに臭いトイレに芳香剤を置くくらい効果の薄いやり方です。

一番効果のあるやり方は、

スーツを開き、脇の下に風を送ります。

そうするとスーツの中にこもっていた湿気が一気に取り払われ、不快感はほぼなくなります。

涼しい電車や室内に入ったときにでもやると、冷たい風が一気に体内に入るので効果は倍増です。

そして、

扇子も必需品ですが、真夏に暑い暑いと言って頭皮丸出しに半袖シャツで歩いている人がほとんどですが、それは当たり前です。

真夏でも長袖シャツのほうが涼しいし、帽子を被ることで肌に直接太陽光を与えないので体温の急激な上昇を防ぐことができます。

昔の人がクーラーなどなくてもやってこれたのは、このような知恵があったからですね。

日本人は右ならえ右の社会なので、スーツにパナマ帽を被るなんてそんな格好で会社に行けないよ、と言う方もいるかもしれませんが、それも日本という国が勝手に作り上げたイメージに洗脳されているだけかもしれません。

最初は小っ恥ずかしく難しそうなアイテムですが、1年間かぶり続けていたらその人のキャラクターになります。

本来、外出時は着帽し、室内に入ったら脱帽する。

これが人間社会で生きる「マナー」だったのですから。

そんなマナーがいけない、と言い出している日本社会に合わせて生きるのか否か。

それは皆さんが決めることでしょう。

夏もオシャレを優雅に楽しむ。

人生を豊かに生きましょう。

ベルンでした!

Atelier BERUN

東京都新宿区神楽坂6-8-23

http://berun.jp/
Facebook
◆Tel : 03-3235-2225

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です