ベルンです。
銀座のSHIPSシップスでガンジーセーターを購入しました。
イギリスとフランスの間にある、ガンジー島で織られているニット。
価格も新品で1万円代と安く、本国では日常的に着られているものらしいです。
元々漁師が作業着として着ていたものであり、ローゲージで荒く編まれているこのニットは、耐久性、耐水性に富んでいて、粗野な作りがなんとも男らしい風格を醸し出してくれます。
生まれた当初から、パターンやデザインを一切変えておらず、
今現代では立体裁断がどうだらこうだら言ってますが、このニットはまったく対角線上にいる代物。
こんなにも平面的な洋服はなかなかないでしょう。
そのため着てみると、胸の下辺りに変なシワが寄る。
最初は違和感バリバリなんですが、その違和感も、このニットでしか味わえない感覚。
前からも後ろからも同じ形で着られるこのニット。
安価な一品なので、お洒落着としてもいいですが、寒い日なんかに部屋でガサッと着るのがなんともいえないかっこよさがあると思います。
ふらっと飲みにいくときなんか、ネルシャツの上にこいつをかっこみ、コーデュロイパンツを合わせるなんて男臭い装い。
かっこいいと思います。
シンプルで何の変哲もないものだからこそ、着こなしは無限大に広がります。
どんな着こなしがあるでしょうか。
想像するだけで楽しみになります。
ベルンでした!
Atelier BERUN
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