春から夏へ

BERUNです。

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店前のアジサイが一本、咲いていました。
自然のエネルギーを蓄えて、神楽坂もいよいよ夏を迎えます。
GWはたっぷりと休暇をいただきました。
初日には、恒例になりつつある益子の陶器市へと向かい、それからは実家に帰省しのんびり過ごしていました。
帰省中、田舎では最高気温29度を記録。
これから8月までの気温上昇はあまり考えたくないですね。。
GWを期に、いよいよ季節は春から夏へと変わったように感じます。
早い会社では来週からクールビズのところもあるそうです。
わたしの業界の人間では、クールビズという言葉にアレルギー反応をする人は、真っ当なモノづくりをしている人たちだと思います。手を替え品を替えとやっていては結局,長続きしないでしょう。
モノづくり側の立場が、時代に合わせて文化を投げ売ってしまっては、将来この国には何も残らなくなってしまいます。
クールビズでスーツを着ることが強制でなくなった夏の日本でも、自らの意思で”夏のスーツスタイル”を愉しんでいる人たちは意外といるものです。
自らが選択することなく大多数に埋もれてしまっては、時代に流されたまま一生を過ごしてしまうことになります。
なにもその役割すべてを洋服が担っているわけではありませんが、最も取り入れやすく、目に見えて分かる変化があるのが洋服です。
まず自らがなりたい像に近づくために、装いはしっかりと整えておくことが、何よりの近道ではないでしょうか。
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こちらはHolland&ShellyのCape Hornを使用したグレンチェックスーツ。
薄手の生地ですが強撚仕上げをしているため、しわにもなりずらく夏の日本にはちょうどいい生地感です。
最近ありがたいことに、ブレイシーズ(サスペンダー)着用者が増えてきています。
このスーツの下もブレイシーズを着けていますが、そのおかげで理想的なスラックスのシルエットが生み出されています。
これからの季節、どうおしゃれを愉しんでいきましょうか。

 

 


Atelier BERUN

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