BERUNです。
すっかり久しぶりになってしまいました。
7月28日から8月6日まで、2家族でジョージアに行ってきました。
向こうでのんびりブログを書いたり、あわよくばサブチャンネルの動画でも撮りたいなぁなんて思っておりましたが、総勢チビ5人の旅は大人時間なんてほぼありません。笑
そんなドタバタ旅でしたが、あまり日本には馴染みがないジョージアというコーカサス地方にて、7泊の旅行というのはとても実りある時間でした。
写真が800枚くらいになってましたが、そんな中から厳選したものを旅の記録とともに書いていきたいと思っております。
7泊分を1つのブログにまとめようと思っておりますので、超長編になることと思います。笑
どうぞ、右手にポップコーンと左手にコークをご用意ください。
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首都トビリシ
ジョージアの都市トビリシ。まずジョージアに全く造詣がなかったわたしは、このトビリシという名前も初めて聞いたレベルでした。
今回なぜジョージアに行ったのか、ということですが、一緒に行った家族がジョージア大使とパパママ友で、ジョージアへぜひと誘ってもらっていたそうです。
そんな話を聞きまして、じゃあみんなで行きましょうと我々も便乗したわけです。笑
いつもの旅は私がすべて飛行機からルートから、何から何まで決めて歩んでいっていましたが、今回は初めておんぶに抱っこ旅でした。
トビリシ国際空港に着くと、ジョージア大使の奥様がお出迎え。
ホテルまで送っていただき、その日は大使のご家族のセカンドハウスに招いていただき、晩御飯を共にしました。
我々は赤の他人なのですが、手厚い歓迎を受けました。誠にありがとうございます。
ディナーのレストランで、ジョージア料理のおもてなしフルコースをいただきました。写真を撮り忘れたものばかり。


ジョージアの餃子、ヒンカリ(私がそう思っているだけです笑)
(書いてたらお腹が空いてきた)
ジョージアといえばワイン!というイメージの方もいらっしゃるでしょう。

ここでジョージアにて初ワイン。
いわゆる日本で飲み慣れているフルーティーなものではなく、非常にドライな飲み心地でした。
突然ですが、今わたしは断酒をしております。(今時の言葉でソバーキュリアスというらしいですね)
ですが、マイルールを作ってまして、海外はOK!あと、特別なものはOK!という非常にゆるりとしたやり方でやっております。
だって、お酒って、その国の文化じゃないですか。(言い訳)
少し話は逸れますが、ジェントルマン、貴族の生き方というのは、健康的な生き方とは相反する、自分の命を荒削りしてまで男の世界を生きることを美徳とする文化だとわたしは思っております。
酒、タバコ、贅沢な食事、もっと古い話で言えば決闘。戦争が始まればいの一番に最前線へ立つ。生きるか死ぬかの世界を優雅に生きることこそジェントルマンという生き方。
そのような生き方をした人たちが作ったものが紳士という姿です。
そのため、テーラードスタイルに身を固めると、自然と、
「ウイスキー飲みたくなりますね」
「葉巻吸いたくなりますね」
という雰囲気にさせてくれます。
これは自然なものです。
それがそのまま引き継がれていることで、欧州では、
「腹が出てきてからが大人だ」
という風潮があり、欧州の着こなしレベルの高い洋服は、なんだか身体が締まっているより、腹が出ている方が様になるという構図が続いています。
ですが、今は時代がかなり変わってきました。
自分の身体に気を使い、大切にすることの方が優先されてきています。
そんな中、紳士、ジェントルマンというあり方も、少しずつシフトしていってもいいのではないかと私は思っているのです。
これは過去の姿を否定するのではなく、もっと広い枠組みで楽しんでもいいんじゃない?という提案です。
明治、大正紳士という生き方もあれば、令和紳士(名前 笑)という生き方もあるのではないでしょうか。
さて、脱線こそ私のブログですが、元の車線に戻ります。
普段私の子供は夜19時に寝ていますが、食事が始まったのが20:30。
20時ではまだ大勢の子供達が公園で遊びまわっていました。
なんと夜行性なジョージア!
聞くところによると、昼間は暑過ぎて外で遊べないから、夕方から外で遊び始めるのだそう。
確かに、21時くらいまでは外の景色はまだ見渡せるくらいでした。

21時の店内の写真です。ジョージアンミュージックの生演奏が流れています。
ジョージアと聞くと、ロシアが近かったり、すぐ下は中東だし、なんだか治安は大丈夫なの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ジョージアはとても治安のいい国でした。
その証拠に、多くの飲食店が深夜まで営業していて、外の広場ではたくさんの若者、家族が日が変わる時間でもそれぞれの時間を楽しんでいました。
その代わり、朝が遅いです。


日本では早起きが美徳とされていますが、ジョージアにはその考えはあまりないそうで、カフェも10時オープンの店が多かったり、みな夜がお好きなようです。
結局食事が終わったのが23時頃、ホテルに戻り、ベッドに入る頃には24時近くになっていました。
飛行機の移動からの初日でこのハードスケジュールは子供たちには結構大変だっただろうと申し訳なく思いました。(子供達は途中から椅子を上手に寝床にして寝ていました笑)
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2日目 トビリシ
2日目はトビリシを周ることに。
ジョージアの情報を色々調べていると、私の大好きな二文字がヒットしました。
「ラグ」
そうか!中東、中央アジアにラグ文化があるなら、ジョージアにもあるのか!
旧市街にあるラグ屋へと向かうことに。
その前に、近くにある「シオニ大聖堂」へ。




ジョージアはとても信仰心のある方が多く、色々な大聖堂、教会へ行きましたが、祈りを捧げている方がとても多く目につきました。
シオニ大聖堂のすぐ近くにあるラグ屋へ。
私は店も自宅もラグだらけなほどラグ好きですが、ジョージアのラグというのは見たことがありませんでした。

見てみると、やはりアフガニスタンやイラン辺りのラグが多く作られているエリアと雰囲気が異なります。
色合いがとても可愛らしい。
また、柄の作り方があまり緻密ではなく、少し大雑把な雰囲気。
良いラグになればなるほど、目が細かく繊細なものになっていく中、ジョージアのラグはどれも自然体なものばかりでした。
店内に無数に積み上がったラグ。
こっこれは、1人だったら1日中いてしまうやつだ。。笑
ですが、家族と来ているので、タイムリミットがあります。
100年前のものもあれば、新しいものもあります。
驚いたのが、新しいものの方が値段が高いこと。
これは、新しいものの方が今の物価で作っているから、必然的に価格が高くなってしまうとのことでした。
ですが、古いものの方が圧倒的に数も少ないし、価値が高いことは明確。
店員の方も、古いものの方がいいわよと話していました。
私は古いもの一択で探し回りました。
私が選んだものは、最初に店内に入ったときに目に留まったもの。
1943年製で、作った夫婦の名前も刺繍されていました。(写真は追ってアップします)
この当時はラグ作りは家業で、外に売るものがメインですが、自宅で使う用として自分たちの名前を入れているものも作っていたとのこと。

私と福島さん、それぞれ1枚ずつ購入しました。
(本当は2,3枚欲しかったけど、時間がなかった。。)
もう一つ、壁にカーペットで作られたベストが掛かっていて、それがとても格好よかったので、そちらも買ってしまいました。
100年以上前のラグを再構築してベストにした1着。
こういうのって着る着ないじゃなく、持っておきたいんですよね。
コレクターの性です。笑
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この後はトビリシの街を散策。




(完全にアビーロードになっている、、、!独り言)
欧州、ロシア、中央アジア、中東、様々な文化が入り混じった街並みが続きます。
旧市街と新市街で作られているトビリシ。
旧市街の景色はなかなか他の国でも見ることのない街並みでした。
家族で来ているので、子供たちの言うことも聞かなくてはいけません。
1930年代から営業しているというかなり歴史のある遊園地、ムタツミンダ公園へ行くことに。

山の上にあるこちらの公園までは、ケーブルカーかロープウェイで行きます。

山の上のレストランでジョージア名物のカチャプリをいただきました。(海外でグルテンフリーは難しい!笑)
それにしてもジョージア、店内店外で子供たちが好き勝手やっていてもまったくお構いなし。笑
日本人は色々と気にしてしまうのですが、かなりオープンマインドでフランクな気質のようです。
ちなみに最終日に長男に、
「何が一番楽しかった?」
と聞いたら、
「車に乗ったこと!」
と答えまして、

ええ、これです。
子供はそうですよねぇ笑(うるうる)

その後はまた市内に戻りまして、今回の目的の一つであった、私の住んでいる街でパン屋を営んでいた家族が、3年前にジョージアに移住をして、ジョージアでパン屋を開業しているというので、会いに行ってきました。

パンチョリーナというお店です。
長男が同じ保育園に通っていまして、久々の再会でした。
ジョージアに引っ越しをして、半年後には店をオープンしたそう。
手に職があれば、世界中どこでも生きていけるんだなぁと感慨深かったです。
ジョージア在住の日本人は現在300人ほどだそうで、観光ビザで働くこともでき、英語を話せる人も多く、物価も日本より少し安いくらいの欧州圏となると、なかなか面白い選択肢かもしれないですね。
でもジョージア語の発音は難しすぎて全く話せないとのこと。笑
確かに、舌を巻くというそんな生易しい話し方ではなく、喉を使って話しています。
そんな話し方、日本人の脳内にはインストールされていません。笑
少し散策をして、2日目は終了いたしました。
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3日目 ムツヘタ
3日目はトビリシから車で30分ほどで行ける街、ムツヘタに行くことに。
この街は古都と言われており、小さな街なのですが、世界遺産が3つ建っている、歴史的な街です。
ジョージアの移動は基本タクシー。とっても安いのです。日本の5分の1くらいではないでしょうか。
まず向かうはジワリ修道院。

丘の上に建つ、歴史的建造物。

生憎中は改装中でした。



ラフな作りながらも、長い歴史が積み上げてきた建物の力強さを感じることができます。

丘の上から見下ろすムツヘタの街並みが美しい。
こぢんまりとした街というのがここから見るだけでわかりますね。

次男と福島さん。
丘をおりて街へ向かいます。


街の中心にあるスヴェティツホヴェリ大聖堂。




この建物がさっと目を向けたところにあるという、なんとも贅沢な街。

この日もかなり暑かったので、川沿いのレストランで休息を取ることに。

海外のアルコールのデザイン、ラベルっていちいち格好いいですよね。つい持って帰りたくなります。

それにしてもジョージアのご飯、なんでもとってもボリューミー。そして相変わらず味が濃い。
塩とチーズと香辛料ですべて成り立っているかのようなストロングスタイルです。

ちなみにジョージア版餃子のヒンカリですが、この中の味には種類がありまして、
・ミート
・ラム
・チーズ
・ガーリック
と選べる店がありました。
ミートとラムはわかります。
しかしその下2つがわからない。
「チーズは何が入ってるの?」
と聞くと、
「オンリーチーズだよ(ドヤ顔)」
と来ます。笑
では、
「ガーリックは何が入ってるの?」
と聞くと、
「オンリーガーリックだよ(同じこと聞くんじゃないよ顔)」
と来ます。笑
チーズを頼んでみたら、本当にチーズだけを包んだものでした。
ガーリックは恐れ多くて頼めませんでした。笑
我々日本人は”旨味”という感覚がありますね。
長い間、味の奥深さを追求し続けている日本人に生まれたことに、改めて感謝をしたいと思います。

さぁ、ジョージアの美味しいご飯をいただき、大聖堂へと向かいます。
ジョージアの人たちはとても信仰心のある方が多いのか、どこに行っても多くの方々が祈りを捧げておりました。

ムツヘタの最後の目的地、サムタヴロ修道院。
ここは中心から15分ほど歩きました。
この距離だけでも暑いのなんの。
子供たちは同じような建物を渡り歩く大人に非難ゴーゴー。
許してくれ。子供。
父さんは美しいものが見たいんだ。。




宗教画は芸術の始まりと言っても過言ではありません。
今作られているデザインされた美ではなく、”美しい”というのはそこから生まれたのです。
昔とある美術の本に、1600年頃までは(年代が定かではないです。。)風景を見て美しいという感性はなかったそうです。(本当か?と思う気持ちもあろうかと思いますが、まずはその世界線を試着してみることが何事も大事)
ということは、風景を見て今我々が美しいと感じる気持ちは、先人たちが作り上げてきた美のプロセスがあるからに他なりません。
それにより、風景画ができ、静物画が誕生しました。
それより以前は、宗教画こそ美術、芸術と称されてきたわけです。
こちらの修道院の中は年月とともに古びた様子はあるものの、非常に力強さを感じる室内でした。
こちらの建物が最も祈りの力、思いが強かったように思います。
これはあくまで想像ですが、きっと遠くからわざわざここに足を運び、祈りを捧げているジョージア人の方がいらっしゃるのだと思います。
これは後から聞いた話ですが、内装の宗教画が消えていたりするものは、ロシア兵が攻め込んできたときに消されたものが多いそうです。
困難が起これば起こるほど、人の信仰心と言うのは強くなっていくものと思います。
ジョージアの人たちは、子供が好きなようで、皆とても優しく接してくれます。
修道院のおばさまからにこやかに飴玉をもらいました。笑

ムツヘタを出てトビリシに戻ります。
トビリシ観光の目的の一つである温泉へ。
旅の疲れを癒すのは温泉が一番。

温泉へと向かう道中、道を一本間違えてしまったのですが、正しい道へ戻る小道がとても素敵でした。




ここ辺り一帯が温泉地です。

ジョージアの温泉は大勢で入るのではなく、個室でそれぞれの家族や友人たちと入るのが多いそうで、個室でまったり休みました。
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その後は各家族に分かれて、竹内家一同は、切れた風船のように、行きたい場所へふわりふわりと向かいます。
ドライブリッジマーケットという橋の上で毎日行われている蚤の市。
今回は大人旅ではなかったので、ふらっと写真を撮るということができず、所々写真を撮れていません。
このマーケットは、ガラクタからちょいガラクタ、ほんの少しガラクタ、そしてぎりガラクタくらいまでを並べている場所です。
地元のガラクタに非常に興味があるわたくし、アンテナバリ3です。(死語ですね笑)
行ったのが夕方だったということもあり、締めの作業に取り掛かっている店もちらほらあり、あまり目ぼしいものはなく、結果、なぜかわたしも目を留めてしまった、フランス製のベントレーのおもちゃと、イタリア製のフェラーリのおもちゃだけをそれぞれ子供に買いました。笑
世の父方でしたらわかってくれると思いますが、子供が車のおもちゃを欲しがったら、国産の乗れる車より、ドリームカーを選びたくなりますよね?笑
さぁ、フェラーリとベントレーを買ったなら、もう少しわたしの時間に付き合ってもらいますよぉ。
もちろん、行く前にジョージアのファッション情報も、しっかりチェックしてますよ。わたくし。
ファッショナブルなジョージアの人たちが行くと言われているヴィンテージショップをいくつかピックアップしてまして、そこへ向かいます。
1つ目はマーケットの中にあるというヴィンテージショップ。

結構彷徨いましたが、なんとか辿り着きました。と。

期待に胸を膨らませて、店内をぐるりと一周。
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あれ?
何もないぞ。
おかしい。せっかく来たのに、もうちよっとじっくり見てみよう。
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あれ?
やっぱり何ないぞ。
いやでも何かあるはずだ。
あった!フララコ(フランス製のラコステ)!
えっ1000円!安すぎる!
しかも何枚かある!これはやった!
いや、でもこれ生地が鹿子じゃないぞ。
綿100って書いてるけど、なんだかドライな生地感だ。
他のやつも、胸ポケットがチェックになってたり、色々際どいものばかりだぞ。
安いからと言って飛び付いてはいけない。
せっかく来たからと言ってお土産を探してもいけない。
次に行こう。
そのまま次へと向かいました。
しかし、結果は同じような流れでした。笑
結果、3件ヴィンテージショップを周りましたが、何もなし!
残念ながら、ジョージアにはわたしが求めるファッション文化はありませんでした。
きっとヨーロッパの良い服は日本人含め、各国の敏腕なバイヤーがかっさらっていっているのでしょう。
それにしても、日本ではまずお目にかかれないジョージアらしい服とかがあれば欲しかったんですが、なかったですねぇ。
日本には素晴らしい洋服がたくさんありますから、それでいいとしましょう。
福島家と合流し、レストランで食事をして、3日目は終了です。
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4日目 カヘティ
「ジョージアに行ってきます」
といえば、
「アメリカのジョージア?」
と聞かれることもあれば、
「グルジアですね」
もあれば、
「ワインの国ですね🍷」
と言われることもありました。
ジョージアはワイン発祥の国と言われており、古くからの伝統的な作り方で今も作っているところがあるそうです。
そんなジョージアのワインの生産地であるカヘティに行くことに。
ジョージアは尋常じゃないくらい運転が荒いので(冗談ではなく本当です笑)、わざわざ片道2時間かけて国際免許証を取りに行ったのですが、空港からホテルに向かうタクシーで諦めがつきました。笑
公共交通機関が発達していないため、郊外に行くときには、バスで行くか運転手が必要とのことで、4日目からドライバーを依頼しました。
いつもはわたくしほぼすべて自分でプランニングをするのですが、今回はドライバーさんの意見を参考にルートを組んでもらいました。
カヘティの街、シグナギへ。

ここでふらっと調べて立ち寄ったワインショップがとても素敵でした。


ワインショップの前。大きな看板や名前はいらないかもしれません。これでもうわかりますよね、ワインのお店だって。

ジョージアの建物の多くは石が使われており、その無造作にも見える石造の建物がとても力強く魅力的でした。






こちらのワインショップは、石と共に木を併用しており、そのバランスがとても美しい。
しかもこれはヨーロッパに通ずる話なのですが、どれもこれ見よがし感がなく、いたって自然なのです。
これがまさに現地のなせる技です。
自然で美しいというのが、究極の理想ではないでしょうか。
ですが、ただ自然、なすがままで美しさを出すことは難しいです。
自然本来の美しさというものはもちろんありますが、それは美とはまたベクトルが異なるものです。
やはり美はしっかりと綿密に作り込んだ先にあるものです。
自然さとやり込みすぎないという、一見相反する秩序の中に生まれるのが、本当の美しさなのだとわたしは思います。
それが世界中色々なジャンルで見ることができるのがとても楽しいです。

ワイン作りの部屋の中へ。


底に穴を掘り、底に甕を入れ、ワインを熟成させるという作り方。
昔から変わらぬ作り方だそうです。

その後はテイスティングと共に、食事を少しいただきました。


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その後、近くにあるボドベ大聖堂へ。



こちらは壁画がとても綺麗に残されていました。圧巻です。
ジョージアの歴史的な建造物といえば、大聖堂と修道院ですが、一つ一つ少しずつ微妙な違いがあり、とても見ていて面白みがあります。
昔からある大聖堂と、近年新たに作られたものが2つ並んであります。
上のものが古い建物。そしてこちら↓が新しい建物。



新しい建物のこの色の合わせ方はとても綺麗ですが、こうして比べてみると、やはり古いものの方が圧倒的なオーラがあります。


年月というものが作り出す魅力というのは、他を超越するのですね。
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その後、別のワイン作りの工場へ。

先ほど行った場所がこじんまりとした伝統的な工房だったのに対して、こちらは規模が大きな工場です。

巨大なステンレスの筒形の箱に大量にワインが入っています。

色々なワインを試飲させていただきまして、もう半年分のアルコールは摂取したでしょう。笑
この日まで、宿はトビリシでとっていました。
トビリシでの最後のディナーはStambaというホテルの中にあるレストラン。
こちらのホテル、建物がとても格好いい。
もう箱勝ちです。笑



翌日から、トビリシを出て郊外へと向かいます。
いやこれ、最後まで1つのブログで書き続けるのは無謀でした。笑
自分で書いていても情報量が多すぎてチェックしているだけで疲れます。笑
一旦これでパート1とします!
これからは郊外編へと続きます。
もうしばらくお付き合いください!
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-Atelier BERUN-
東京表参道の仕立て屋 / 洋装士
Haruto Takeuchi / 竹内大途