From Rome to Florence

ベルンです。

本日はローマを離れ、フィレンツェへ向かいます。

$~ 伊達男日和 ~ -Dandyizm Life-

それにしても、イタリアの石畳は本当に歩きづらい。

グローブトロッターのようなヤワなタイヤではすぐに逝ってしまうでしょう。

トロッターは、ボディは頑丈でもタイヤは後付け。

元々はかつてのヴィトンのように、持つ鞄ではなく持たせる鞄だったので、タイヤは付いていませんでした。

その後、時代に合わせて取り付けられたのです。

しかし、あんな巨体を支えられるほど立派なタイヤではないので、すぐに不調を起こします、

わたしはもう2度もタイヤを交換しました。

デザイン的にも、タイヤは端ではなく中心側に寄せて付けられているので、グラグラと不安定で運んでいるときのストレスが半端ではない。

トロッターのアタッシェは大好きですが、キャリーのタイヤは絶対的に改良の余地があると思います。

ところで、実は昨日あるハプニングが起こりまして、

夜7時、わたしのクレジットカードがキャッシュマシーンに食べられるという自体が起こりました。

一体全体意味が分からないと思いますが、要はカードが出てこないままやりとりが終わってしまったのです。

前に地球の歩き方を見ていると体験談に同様の例が書いており、

「そんなことが起こるのか笑」

なんて思っていたら、まさかいきなり自分の身に起こるとは。。。

併設してあった銀行ももう閉まっているので、とりあえず書いてある電話番号に電話をすると、

「どうすることもできないから翌朝銀行に行ってくれ」

とのこと。

連日カードトラブルが絶えず、買いたい物が買えないフラストレーションが半端ではない。笑

そして本日銀行に行き、わけを説明すると取り出してもってきてくれました。

「どうしてこんなことが起こったの?」

と聞くと、

「分からないねぇ」

と一言。

おいおい笑、それじゃあだめじゃないか。原因を解明してくれ。

事実、日本人は何人も困っているんだぞ。

そんなこともあり、カードは無事回収できました。

クレジットもキャッシュカードもどちらも使えないという八方塞がりの状況のため、ネクタイはミラノにかけ、ローマを出ました。

ローマからフィレンツェまで、€43。
Frecciagentoで約1時間30分。

期待はしていませんでしたが、意外と快適な空間。

しかしトンネルに入ったときの気圧の変化で、耳が詰まる不快感は天下一品。

僕ら日本人からすると、ヨーロッパのように歴史と文化を重んじている国はとても魅力的に見えます。

しかし彼らからすると、わたしの住んでいる東京という街は、とても魅力的な街に思うでしょう。

世界中どこを探しても、東京ほど色々な文化が入り交じっている国はそうないと思います。

欧州は、ほとんどの国が何百年と経っている石造の建物に住み、建築文化は修繕がメイン。

日本のように、地震が多く、木材を使用している国では考えられない長い歴史が息づく。

ハイソな高級地である恵比寿のすぐ隣には、同じ言語を話しているかどうかも分からないギャル文化が栄える渋谷があり、

AKIBAの隣駅は御徒町。
徒歩圏内で、パスポートが必要なのではないか、と思えるほどの街の顔つきが変化する。

ヨーロッパにはこんな街はありません。

ヨーロッパのどこの都市を見ても、大抵は2,3日あれば全部まわれてしまいますが、東京はいったい何日必要なのでしょうか。

そして全てをまわりきったところで、東京を制覇した!と言えるのでしょうか。

東京という街は、改めて本当に魅力的な街。

未だ無限の可能性があるように感じます。

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そんなこんなでフィレンツェに到着し、お店を散策。

イタリアのどこの場所もそうですが、まとまったエリアにあるお店もあれば、離れた場所に点在する店もあるので、ぶらぶらと歩いているだけでは見つからないお店もちらほら。

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しかもわたしのように偏屈なセンスをしていると、メインストリートにあるお店では満足できません。笑

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フィレンツェは小さな街なのに、必要以上に歩き回って探しました。

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フィレンツェは、小さな個人店が多いですが、扱っているブランドはほとんどが日本でも見たことのあるイタリアブランドばかり。

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ボリオリ、イザイア、インコテックス、PT01、バルバ、ルイジ・ボレッリ、ブルネロ・クチネリ、、、

「にっ日本にないブランドはないのか!」

「シャツのエリ型がカッタウェイ(エリが開いていないシャツ)じゃないものはないのか!」

そして日本のセレクト力に脱帽。

「なんでも持ってくるんだなぁ。。。」

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あまり肩の力が抜けたイタリアクラシコが心に響かないわたしは、どんなにセール期間で安かろうと、財布の紐はゆるみませんでした。

フィレンツェは中心地にコアなショップがまとまっているので見やすかったです。

なんだかんだ言って面白かったので、来年もまた来ようと思います。

$~ 伊達男日和 ~ -Dandyizm Life-

ベルンでした!

Atelier BERUN

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