BERUNです。
久しぶりの投稿になりました。
早速ですが、最近Twitterを始めました!
https://twitter.com/harutotakeuchi
Instagramやブログとは少し違う、日常の小話をしていきたいと思っております。
もしTwitterをお使いの方がいらっしゃいましたら、ぜひフォローをしていただけたら幸いです。
今週は体調を崩してしまいまして、数日寝込んでおりました。(Cではありませんでした汗)
連絡が滞ってしまった方もおり、ご迷惑をおかけいたしました。
2022年も残り2週間、グッと冷え込んできましたので、秋冬の洋服を思い切り楽しみましょう!!
本日より、年末まではほぼ毎日店を開ける予定です。
ぜひ、ご都合がつく方がおりましたら、ご連絡をいただけたら幸いです。
グレーヘリンボーン&スポーツジャケット
「ツイードジャケットが欲しい!」
とご連絡をいただき、お越しいただいたM様。
1着は定番のグレーヘリンボーンのツイードジャケットをお仕立ていたしました。
ツイードは、程よいゆとりを持たせるのが理想です。
ハリスツイード=ツイード
というイメージを持たれている方がとても多いと思いますが、ハリスツイードは数あるツイードのたった1種類です。
ぼやっと粗野な印象があり、ツイードの自然な風合いを感じることができます。
もう1着お作りしたのは、Porter & Harding(ポーター&ハーディング)という生地メーカーのツイード生地です。
ハリスツイードよりも生地に艶があり、ぎゅっと引き締まっている感じを見てお分かりいただけますでしょうか。
グリーンにブルーのウインドウペーン。英国の田舎では当たり前に着られている定番のツイードジャケットの柄ですね。
こちらはスコティッシュツイードと呼ばれているツイードです。
粗野な印象とは打って変わり、洗練された雰囲気もあるのが魅力です。
これも着続けて10年も経って来ますと、油が抜けて柔らかくなってきます。
それまではこのコシとハリを思う存分楽しんでください!
FOX TWEEDの魅力
こちらは少し変わった、面白い生地。
FOX BROTHERSのものなのですが、ツイードとフランネルの間のような生地感なのです。
これを聞いて「???」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、決して数は多くはないのですが、こういった絶妙なバランスの生地というのはあるのです。
例えは変ですが、男性・女性、の間にも様々な生き方があるように、フランネルとツイードの間にも、それぞれのバランスがあります。
なかなか面白い生地感で、柄も素敵だったので、アーカイブの生地から1着だけ買い付けていたものを、いつもお越しいただいているC様がこちらを選んでいただき、ジャケットを作ることになりました。
生地のハリを活かして、仕立てはソフトな風合いにしております。
この色合いがなんとも言えないですね。
一見派手に見えるかもしれませんが、着てみるとそんなことはなく、スッと落ち着いた印象になります。
オレンジとブラウンのチェックにブルーのペーンが入るという、なかなか珍しい、洒落た色柄でした☆
グレーツイード
お店には、何も目的を持たずに、来てから考えるという方と、はじめから何かのイメージを持ってくる方がいらっしゃいます。
今回のK様は後者で、ご自身のツイード像を話していただき、それに見合うものをご提案するというスタイルでした。
グレーの無地で、ビジネスでも着られるツイード。
今回選んだのは、Porter & Hardingの新作の生地、「LODEDIN」。
380gmsという目付けの軽い生地で、触り心地もポーター&ハーディングらしい洗練されたタッチ。
一瞬、ツイードか?と見紛うほどです。
グレーのツイードジャケットに合わせたトラウザーズはブラウンのモールスキン。
モールスキンは秋冬のマストアイテムです。
一度履いたら、冬にこれを無くして過ごすことはできなくなります。笑
グレーとブラウンは相性があまり良くないと言われている色合いですが、生地の起毛感、季節感を合わせることで、グッと魅力的に見えます。
この自然な曲線が美しいですね。どこの突っ張っていない。自然なシルエット。
古着のツイードジャケットについて
私は古着も大好きですし、ツイードも大好きですが、それが2つ合わさったものはあまり好ましく思っていません。
古着のツイードジャケットは世の中にとても多く出回っていますが、当時のシルエットのため、サイズがジャストだとしてもまずかっこいいジャケットに出会うことはないと言い切れます。
これは時代が正直すぎるのです。
主に70,80年代のものが今は多く出回っていますが、その当時のシルエットは、誇張されたシルエットが多く、現代のシックな印象とはかけ離れています。
また、肩周りやウエストのシェイプなど、どこをとっても現代の服とかけ離れすぎているため、
「私は古着ラバーです」
というスタイルから抜け出すことはできません。
やはり一生物のツイードジャケットを手に入れたいなら、自分のために仕立てるのが、最も間違いのない道です。
そして、流行を追わず、自分の身体にただ合っているという洋服は、いつの時代も美しく、格好良くあり続けることができます。
最後に、またご案内をいたします。
この度、BERUNの公式ラインを作成いたしました!
□公式ライン
⇨https://page.line.me/948rrbzv
こちらでは、日々の情報をアップする場所にしております。
新たに、役に立つ機能と致しましては、予約システムを作成いたしました。
そこでは、現在の空きスケジュールを見ながら、予約をオンラインでとることが可能になりました。
(今までは、私の都合と照らし合わせながら、メールで何度もいついつはどうですか?とやりとりがあったので、ざっと見積もって20倍は楽になると思います笑)
まだ立ち上げたばかりで不慣れな点はありますが、ぜひご登録をいただけたら励みになります。
いつもご覧いただきありがとうございます。
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-Atelier BERUN-
東京都港区元赤坂 / 洋装士
Haruto Takeuchi / 竹内大途