ベルンです。
日本には必要不可欠な「トレンド」
このお陰で、毎年大きな産業になり、人々の財布を開けていく。
しかしなぜこうも信頼性のないものに人はついていくのだろうか。
特に女性のファッションの移り変わりの早さは尋常ではない。
毎月毎月新しい洋服が生まれ、スタイルが生まれている。
昨年すべての雑誌が総出でプッシュしていた洋服が、今年は誰1人見かけない。
あれ。。
そこに疑問を感じる人は少なくはないだろう。
だが、そこで疑問を感じた人でも、今年の流行色は何。
今年のスタイルは何。
というのは常に意識せざるを得ないだろう。
しかしちょっと遠くの視野からみてみると、
なんて責任感のない発言だろうと思わないだろうか?
ようは、昨年流行ったものは、今年はこれです!
このスタイルがモテスタイル!
と言っているにもかかわらず、
今年になってみれば手のひらを返した
ように、
今年はこれです!
このスタイルが格好いい!
と、昨年あれだけ上げていた物を平気でないものにしてしまっている。
メンズスーツ部門では、
2,3年前までは、あれだけ着丈の短い、ラペルの細い、線の細いスーツが主流だったのに、
今年はなんとクラシック回帰と謳い、ラペルは男らしく太ラペル。
着丈も男らしくお尻をしっかりと隠し、エレガントに。
と言ったように、全く違うことを言っている。
こんな信憑性のない発言に、心揺るぐだろうか?
クラシック回帰は間違いなくトムフォードの影響だろう。
そのせいか、今はどの雑誌でもトムフォードが掲載されている。
今までアランミクリのようなエキセントリックなメガネをかけていた人が、今年になりいきなりセルフレームの太フレームメガネをかけだす。
恐らくそのような人は、2,3年後にはまた違うメガネをかけ、また違うスタイルの服を着ているだろう。
自分の軸となるスタイルを見つける事によって携える自信。
持って頂きたいものです。
いつも読んで頂きありがとうございます。
ベルンでした!
Atelier BERUN
東京都新宿区神楽坂6-8-23
◆http://berun.jp/
◆Facebook
◆Tel : 03-3235-2225