ベルンです。
7月から靴のオーダー受注も開始し、今までより更に広くスタイルを提案出来るようになりました。
買い手側では決して見えなかったものづくりを、今現在ショップやストリートで日々感じております。
そこでやはり気になるのはきほんの”き”。
こうでなければならない。
と言ったルールが、どの世界にも、どの業界にもある。
様々なジャンルを通して靴を学んでいる内に、どうしても足が止まり手が伸びる靴があるのだが、
そういう靴は、どうも”気持ちが悪い”
作品が多いのだ。
ようするに、きほんの”き”で収まりきっていない靴、という事。
ただ、ルールなんて知らねえよ、
これがおれのスタイルだ。
なんて作品は、何故か全く目に止まらない。
音楽で言うと不協和音だ。
この次はこの音だろ!と言うルールを打ち破る。
まじか!?
だけどこのリズム、嫌いじゃない。。。
その独特の音色がその人らしさを作るのだろう。
そしてそういう打ち破る術を持っている者は、必ず基本をマスターしている。
クラシックがカッコ良いが、廃れていくように、
枠にハマりきったカッコ良さだけではより多くの感動は与えられない。
しっかりとルール、マナーを熟知した上で、オリジナリティを作り出せる物こそ、
人の心を突き動かす事が出来るのだろう。
ベルンでした。
Atelier BERUN
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