〜思考の転換〜 – 伊達男日和

ベルンです。

雨の多い今日この頃。

いかがお過ごしでしょうか。

突然ですが、わたしはポイントカードが好きではありません。

なぜなら、何か物を買い、ポイントを貯めていくという過程の中、少しずつ「ポイントカードに買わされている」

という気がしてならないからです。

自分がいつも選んで決めたい物を、ポイントカードがあることを脳裏に１％でもよぎらせたくない。

なんて偏屈なこだわりをもっています。

なんだ、めんどくせぇ男だな。

とは言われ慣れてしまいましたが(笑)、せっかくの人生、自分の意思決定で生きていきたいです。

そんな思考の転換は他の部分でも使っています。

たとえば梅雨の時期。

どうしても雨がいやでしょうがなかったときがありましたが、今では雨が降るのがあまり苦ではなくなりました。

なぜなら、

雨のときにしか着用しないお気に入りの衣類や物があるから。

わたしがここで言いたいのは「傘」です。

これはわたしが愛用している「FOX UMBRELLAS(フォックスアンブレラズ)」

英国紳士の必需品であり、王室御用達の逸品。

これより高価なブランドはいくらでもありますが、これより品格を持ち合わせたブランドはありません。

雨が止んだときはステッキ代わりにもなる。

まだ若造のわたしは、ステッキを早く持っても嫌味のない歳に早くなりたいなぁ、なんていつも思っています。

ステッキは足腰が悪くなってから持つものであり、若いうちにファッションとして持っていても目障りになってしまいます。

50年後にやっとできるであろう遅いバージンを楽しみに待っています。

しかしこれは傘なので、ステッキ代わりとして持っていても嫌味がないのがいい。

ビニール傘を何百本も買えてしまうほどの高値ではありますが、これがあると雨が降り、傘をさすのが楽しくなります。

雨が降るから傘をさすのではなく、

傘をさしたくなったから雨が降る。

と考えると、雨が嫌ではなくなります。

雨の日も晴れの日も同じ洋服を選んでいたら、汚れてしまう雨の日が嫌になるのは仕方のないことです。

少しむりやりな思考に感じるかもしれませんが、こういう思考を何かひとつでも感じると、世の中の大半のネガティブだったイメージが、思いのほか思考を切り替えるだけで解決されたりします。

女性は雨用のレインブーツを履いたりしているので「さすが」と思いますが、男性も、雨の日でしか着用しないこだわりの何かを持つことは、こういう時期とても大切だと思います。

ベルンでした！

Atelier BERUN

東京都新宿区神楽坂6-8-23