BERUNです。

ついに完成しました。創業当時から作りたいと願っていたノーフォークジャケットのオーダーができるようになりました。

とは言ってもとてもマニアックなアイテムです。頻繁にオーダーされるものではないでしょう。ですがこんな素敵なジャケットを着て街を歩かれたら、同性であろうと惚れずにはいられません。

個人的には東京ではなく、軽井沢や那須などの避暑地が似合うジャケットだと思います。
まさにカントリージェントルマン。
そして車はロータス、MGといった2シーターのオープンカー。
山の中のレストランでゆっくり食事をする。そんな余暇です。
危ない危ない。妄想が始まってしまいました。

背中のデザインも美しい。背中の脇にはアクションプリーツが入っているため、腕の可動域がとても大きく、ジャケットを着ていてもストレスがありません。

 

それに合わせて、ニッカーボッカーズ(日本ではニッカポッカなんて言われていますね)の製作もついに始動しました。

こちらの生地はわたしが数年寝かせていたPorter & Harding(ポーター&ハーディング)のカーキ/ベージュのヘリンボーン柄のツイード生地HARTWIST。560gmsという重厚なウェイトでありながら、マットな仕上げのため、生地の固さを全身で感じることができます。生地に余裕があったので、キャスケットも合わせて、スリーピースで作りました。

我ながら大満足の出来です。店に飾ってあったヴィンテージのパターがようやく日の目を見ました笑

10月から土日だけ仕事を手伝ってくれているステッド(コードネーム)に撮ってもらっています。今度彼は改めて紹介します。

背中のアクションプリーツがあるので、腕が全く突っ張らない！神楽坂のど真ん中で何をやっているんでしょう笑

上着を着たままゴルフができます。昔の人たちのユニフォームに想いを馳せます。
ニッカーボッカーズは本当に動きやすいため、ゴルフ以外にも、あらゆるスポーツに使うことができそうです。

機能性、利便性の先に何があるのか。技術の進歩の先に何があるのか。こうやって本物の機能性を感じるとき、そのようなことを思います。

来年の秋には、全員クラシックなニッカーボッカーズスタイルでBERUN主催のゴルフ会をやる予定です。
それまでに多くの人にこのニッカーボッカーズスタイルを勧めます笑

人生を愉しむこと。それは洋服をモノとして見るのではなく、もっと俯瞰してスタイルとして見ること。それが大切なのではないかと思います。

 

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