BERUNです。
関東は梅雨入りし、連日雨が続いております。
昨日はぐっと気温が上がりました。体調管理に気をつけて夏を過ごしましょう。
梅雨の時期は東京から少し離れて、新緑の街に行くと気分が一新して気持ちがいいですね。
晴れの日は緑のバックが青空になり、色が青と緑で自然の力を強く感じます。
雨の日は曇り空のため、緑のバックは白になります。雨に濡れて緑がより色を増していき、自然の緑の奥深さをより体験できます。
これからの夏の着こなしのテーマは、ズバリ「白と青」です。
白=砂浜の白、雲の白、照りつける太陽が反射して白に変わる建物や地面。
青=青空、海の青。
人は夏になると白と青を求めます。それは本能的に涼しげな印象を求めるからなのでしょう。
青のジャケット
BERUNで、今回新たな工場で作成したジャケットが完成してきました。
Harrisonsの春夏用の生地、ICARUSを使用してお仕立てしました。
非常に男性的で華のある顔です。
ブルーのジャケットはいくつあってもいいですね。
夏はやはりブルーのジャケットに限ります。
白の靴
こちらはわたしが7年ほど前に購入したオールデンのホワイトバック。夏の定番靴です。やけに綺麗だなと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、理由は簡単で、あまり履いていないからです。笑
白のスウェードという実用性がないロマン一辺倒の靴。貧乏性のわたしは恐れ多く、一年に一度くらいしか履いていません。そんなにびびってちゃまだまだ伊達男の道は程遠いですね。ここに書いて自分に言い聞かせます。
夏の靴は儚い(履かない)ものです。
こちらは最近購入した、ジャコメッティの靴。
相変わらず面白い物作りを見せてくれます。カジュアルなシーンで履くのがイメージされますが、こういうのをジャケットスタイルに合わせて着てみたいと思い、購入しました。
こちらはグレインレザー(片押し)の革のため、色は白でも傷や汚れが目立ちにくいです。
白だからといって気後れせず、履くことができそうです。
白のトラウザーズ
トラウザーズも白のリネンがあると気持ちがいいですね。
白の靴と白のリネントラウザーズとくると、ついつい靴下も白?と思われてしまうかもしれませんが、わたしが靴下はベージュに留めておきます。
白の靴下はマイケルジャクソンの特権です。女性や芸の世界の人たちに譲った方がいいでしょう。
洋服の世界というのは、本当に人それぞれの色があります。
日に日に細分化されていく時代、自分に本当に感覚が一致する人と出会うのも簡単なことではなくなってきています。
だからこそ、常に感覚を綺麗に研ぎ澄ませておいて、自分の周波数と同じ人や物と繋がれるようにしておきたいですね。
本日、懲りずに新しい生地をまたたくさん仕入れてしまいました。
この病気は不治の病でしょう。笑
来週、皆様に色々とご紹介できるかもしれません。
楽しみにしていただけたら幸いです。
新しい動画のご紹介
新たに動画を作成しました。
こちらは夏でもジャケットを着たい方にぜひご覧になっていただきたいです。
こちらはタックの有り無しについて。
わたしなりの見解を話しています。
これを見て、少しでもタック入りのトラウザーズが見直されることを願っています。
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