アップデート

BERUNです。

今回は私事、独り言のような投稿です。
日々、毎年、心境が変わり続け、物の見る筋力がついてきていることを実感します。

こちらは最近購入したローデンコート。1着目は定番、ローデングリーンのウール/アルパカのチュナイダー製という大定番のものを、ミラノに行った際に購入してきました。
こちらは先日、妻の山形の実家に帰省した際、ずっと行ってみたかった山形の古着屋、スクワットで見つけたものです。
東京では考えられないような破格のプライスで、お宝がたくさんかくれんぼしていて、実家にいる時間を忘れて買い物に明け暮れてしまいました。
珍しい色のバブアーや、チェコ軍の中綿ブルゾン、チロリアンニットなど、たくさんの戦利品を手に関東に戻ってまいりました。
これは今後、山形にいく理由が、、、(自粛)

お洒落が好きな人には、シンプルで定番のコートが行き渡ったからなのか、今まで全く見かけなかったローデンコートですが、ここ2、3年で日本で見かける機会が増えてきました。
しかしなんというか、私はこのローデンコートは、おじさまが着ていて格好いいものだと思うのです。
若者が背伸びをして着ているのもいいのですが、やはり、かっこいいなぁ。。!と思うのは、いい感じに枯れてきた男性です。永く着ることができるものなので、自分の成長を肌で感じながら、付き合っていけるとてもサマになるコートだと思います。


最近、自分用の洋服をまた淡々と作っているわけですが、それはなぜかといいますと、昔仕立てた洋服に、身体と心が満足できなくなってきてしまったのです。
それ以前のものがわるいものだったわけではないのですが、より良いものを知ってきた今、昔の物作りでは我慢ができなくなってしまいました。

人の美意識の成長というのは、直線的に洋服だけに向かっていくわけではなく、螺旋状にあらゆるジャンルを通っていくことで、感性が磨かれていきます。
家具、絵画、建築、食事、乗り物、、、あらゆる物の美しさを通して、ぐるっと回ってきた時に、今までの物から少し一新したくなる気持ちになるのは、成長の表れだと思うのです。

昨年の今頃は、靴にのめり込んでいました。
靴を10足以上手放し、結果として15足くらいやってきました。笑
もう少年時代から続いている末期です。手がつけられません。

今年の初めから今までを振り返ると、今年はメガネイヤーでした。
気がつくとメガネは今年5本も購入していました。(年末にもう1本予約しています笑。やれやれです)
私の大好きなブランド、ルノアを3本。オールドフォーカル、アメリカンオプティカル、そしてレスカのヴィンテージが待っています。

上のメタルフレームはどちらもルノアのもの。下のスウィングと呼ばれる変わった鼻当てが付いているものは、ルノアの代表作の1つ。今後生産が続くかわからないとのことなので、ラスト1本を死守しました。

上から、ルノア、オールドフォーカル、アメリカンアプティカル。
セルフレームは、ジャケパン、またはオフの時のカジュアルスタイルに合わせます。
一番薄い色のカラーレンズを入れると、とても良い雰囲気になります。

こちらはヴィンテージのレスカのもの。価格が上がりましたね。。
2、3年前までは5万円を切っていたのですが、今や奪い合いの市場で、価格は上がっていくばかりです。
そんな今はレスカ戦国時代のため、私は全く気にとめていませんでした。
しかし、最近お世話になっている、仙川の眼鏡屋さん「スイス堂」さんにて、お客様の眼鏡を一緒に探しに行こうということで仙川まで行ったのですが、その時たまたま出会ってしまったのです。
顔の大きい私は、フランス人サイズのレスカは今まで箸にも棒にもかからないサイズ感だったのですが、これはピッタリ、吸い付くようなフィット感でした。フェイスがキャメルカラーで、鼻当てとテンプル部分が黒という程よい洒落感。気分はコルビジェです。カジュアルがメインですが、サラッと嫌味なくスーツに合わせられたら、相当格好いいでしょう。ベージュのスーツとかに合わせたら素敵ですね。

良い物は手にしてみないとわからない。そしてその良い物の感覚を胸に、皆さんに本物の素晴らしさを伝えるのがわたしの仕事だと思っています。
自分自身が常に実験台という心持ちで、これからも色々な物を買ったり、作ったりして、失敗半分大成功半分くらいのバランスで挑戦していきたいです。

元赤坂に移転すると決めてから、今までくすぶっていた歯車が劇的に動き出しました。
コロナによって人生が左右に振られてしまった人は多いと思います。
わたしもその1人で、コロナの最中、煌々と明かりをつけて路面店で洋服屋を営んでいるのが後ろめたい気持ちになっていました。
そこで今の店に移転したわけですが、やはりいかんせん物が多い性分、今のスペースでは全く足りませんでした。笑

次の元赤坂の空間は、わたしの中では100点に近い空間です。ここならわたしの理想のスペースを作ることができる!ととてもワクワクしております。

もちろんお金はかかってしょうがないですが、皆様に喜んでいただけるんでしたら楽しみでしかないです。まぁ、何よりわたしが喜ぶ空間でありたいです。

大変ありがたいことに、細々と続けてきたYoutubeに芽が出てきました。
突然多くの方の目に触れ、私自身が一番誰よりも驚いていますが、何より嬉しいのは、スーツはオワコンと言われたコロナ禍の中で、私のような偏った英国クラシックスタイル、という角の立ったチャンネルを、本当に多くの方がご覧いただいているということ。
オワコンという言葉は世の中に存在しないのだと、心から実感しました。

これからも私目線にはなりますが、ファッションを知る上で大切な話を発信していけたらと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。


-Atelier BERUN-
東京神楽坂のビスポークテーラー

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