春の身支度

BERUNです。

3月後半はお休みをいただきまして、今日から家族でお伊勢さんに行って参ります。
次回の営業は4月2日です。

3月ももう終わりですね!
今まさに、1,2月にご注文いただいた方の洋服が完成してきております。

British Boat Blazer!!!

ブレザーの語源は「Blazer!!!」

「燃えるようだ!!!」
と、ロンドンテムズ川にて大学のボート大会で観覧していた人が声を上げたのが始まり、と言われています。

未来のボート会の希望であるH.S.氏。はじめてのオーダーはもちろんブレイザー。

普遍的なものを欲しいとのことでしたので、ブレイザーの下はダークグレーのフレスコのトラウザーズを合わせてお仕立ていたしました。

ブレイザーはメタルボタンが特徴的ですが、あまり主張させたくないという方は、模様のないシックなメタルボタンもあります。遠目から見れば普通のボタンにしか見えません。

まぁ、ボタンはいつでも付け替えられますので、気分によって替えたりするのもOKです。

この日履いて来られたユーロリーバイスを下に合わせてみました。

下はジーンズでも良し。なんでも合います。ブレイザーの万能さを感じますね。

ヴィンテージの生地を使ってお仕立てした1着。ネイビーブレザーは間違いなく、今も未来も活躍し続けるマストアイテムです。

ウェストンのローファーとの相性がいいですね。

中はニットポロを合わせています。自然な雰囲気でとても素敵です。

ぜひ、たくさん着倒してください!

Brown wool & linen

Marling & Evans社のウールリネンの生地。ウールリネンはイギリスでは定番なのですが、日本では近年ようやく見かける機会が増えてきて、嬉しい限りです。

リネン100%では、耐久性や滑らかさ、着心地の良さには少し欠ける部分があります。リネン100にはそれにしかない素晴らしさはもちろんあるのですが。

リネンは熱や蒸気で動く素材ではないので、洋服全体としての”かたさ”が残ってしまうのです。

それを万能な生地であるウールがリネンの弱点をカバーしてくれる。そしてリネンの長所だけを活かしてくれる。

漫才のコンビのように、お互いがお互いを助け合う、長所を活かし合う。ウールリネンというのは素晴らしいバランスなのです。

K.T.様にお仕立てさせていただきました。ブラウンにほんの少しカーキが入った色合い。ジャケットだけでもよし、トラウザーズだけでもよし、セットアップで着てもよし。程よいカジュアルさのあるウールリネンは様々な使い方があるのです。

着込めば着込むほど風合いがでてくるこのスーツを、ガシガシ着倒していただきたいです。

Vintage Holland & Sherry Gabardine Suit

ローマ字ばかりで何のことやらですが、わたしがずっと隠し持っていたヴィンテージのギャバジンのスーツ生地を使い、スーツをお仕立てしました。

極上の生地であるホーランドシェリーのネイビー無地。よくもまぁ、こんなものが残っていました。

いつの時代も使えるネイビー無地、しかもこんな極上の生地です。これが今の今まで人の手に渡ってこなかったのは、縁以外のなにものでもありません。

ギャバジン織のため、ハリがありながら、光沢としなやかさもある贅沢な生地です。

程よい厚みがありますので、まさしく春秋冬、真夏以外をカバーできる理想的なスーツです。

一見普通に見えますが、実物で見ると、この美しさに圧倒されます。

タフなスーツですから、ガシガシ着ていただきたいですね。

Scent of a woman Coodinate

青森ときたら、、

りんご!!となるように、

グレンチェック(プリンスオブウェールズ)のスリーピースときたら、

セントオブウーマン!!

となり、その直後、頭の中ではアルゼンチンタンゴのシーンが回想される。

そんな脳になったら、毎日がたのしくなりますね。

グレンチェックのスーツとドットのネクタイの相性の良さは格別です。

FOX CITYという、強撚糸仕上げのスーツですので、毎日のように着倒していただいて結構です。

まずは自分が見慣れることが、スーツを労わることよりも大切です。

BERUN Original Summer Knit

BERUNのレディメイド(既製服)第一弾といたしまして、サマーニットを作成中です。

こちらはサンプルが上がってきまして、早速着てみていただいたイメージです。

春夏秋と着ることができる、薄手ながらハリとコシがしっかりあるニットが欲しかった。

ニットとなるとやはり冬のイメージなので、あえて1発目はサマーニットを作ってみました。

へそ曲がりですねぇ。しかも、、作るのが遅いですねぇ。笑

強撚糸のニット、なかなかありません。糸から作りますので、強撚の工程がとても時間がかかるそうです。

せっかくこんな小店がやるので、他ではやっていない物を作りたいというわたしの想いです。

色は4,5色展開をイメージしております。

完成する頃には、、、着れなくなるくらいあつ、、、自粛

あまり深いことは考えないようにします。笑

ただ、とても良いものなので、ぜひ仕上がりを楽しみにしていてください。

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-Atelier BERUN-
東京都港区元赤坂のビスポークテーラー

洋装士:竹内大途

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