BERUNです。
わたしが高円寺に行った際、必ず立ち寄る店、「TRUNK」。
オーナー村田さんのセンスが、店に充満している感じる気持ちのいいお店です。
店のデスクに置かれていたアイアン製の”TRUNK”と書かれた置きものに心惹かれ、気がついたら、
「BERUNの文字で作れませんか?」と聞いていました。
快諾をいただき、無事完成したとの連絡をもらったため、今日受け取ってきました。
村田さんの友人である職人が一から手で仕上げたもの。
職人いわく、”B”の字が難しかったようで、その一文字だけで一時間かかったそうです。。ありがとうございます。空気に触れ、酸化していくさまが楽しみです。
明日以降、店の前に飾る予定です。
先週、オリジナルタイの第二弾が完成しました。
5月末頃になるといわれていましたが、早く仕上がりました。
今回は7柄を製作。
<Navy/Navy Blue Red/Orange>
<Paisley>
<Brown/Navy Purple blue/Navy>
<Regimental>
<Brown Navy>
<Fresco>
第一弾はソリッド、小紋、ドットとシンプルで使いやすい柄を作成しました。
今回は打って変わり、よりクラシックに、ストイックな柄を作りました。
着けてみていただけたら、とてもエレガントなVゾーンに仕上がります。
フレスコタイもこれからの季節、とても活躍します。
今年に入ってから、ダブルのオーダーが増えました。
一つはわたしのなかでの、お客様にダブルを提案する壁がなくなったことがあります。
初オーダーで早速ダブルを製作することもあります。
シングルよりもサイジングが要になるダブルだからこそ、妥協のないエレガントなシルエットを追求していきたいです。
Vゾーンのタイは今回新しく完成したブラウンのレジメンタルタイ。着けてみて初めて分かる美しさ。それが本当に美しいものの基準だと思います。
こちらは先日、ちぎれてきてしまったブレイシーズのお直し依頼。わたし自身このような修理ははじめてですが、やってみると意外と簡単でした。まずミシンステッチをほどき、ちぎれた方のシルク生地を抜きます。
そのちぎれた部分を綺麗にカットし、新たに差し込み、革用糸で手縫いをしていきます。
なんと仕上がった写真は撮り忘れてしまいましたが笑、新品と遜色なく今まで通り使用できるようになりました。
直して使う。物に愛着が沸いていきますね。
東京は桜も散り、短い春も中間地点まできています。
この時期のカジュアルスタイルは、コットンスラックスに白スニーカーを合わせ、ハイゲージのニットをさらっと合わせたい。
イギリス本国で夏物と呼ばれる生地も、日本の春にはちょうどいい厚みです。
テラスのあるカフェ(花粉症の方を除き笑)で、暖かい空気を感じながら何も考えず、ぼーっとする時間が気持ちがいい季節になってきました。
今週末からはGWが始まります。
自営業の人は難色を示す方が多い連休。取引先が休みに入ってしまうため、仕事がたまってしまうのです。
しかも日本以外の世界は稼働しているため、連休中にインポートの生地は売り切れてしまうことも極稀にあります。
とは言いながらも、日曜日の神楽坂はたくさんの方が笑顔で歩いている姿を見かけます。連休中の観光客の笑顔は、それ以上に華やいでいます。なんだかそれらを見ていると、とても気持ちがほっこりするものです。天気のいい日でお客様のいない時間は、店のドアはいつもより気持ち広めに開けておいています。
Atelier BERUN
東京都新宿区神楽坂6-8-23
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