ベルンです。
人は様々なモチベーションで志事をしていますが、物を売る志事をしている人として必要な考えは、この2つではないでしょうか。
・今のお客様が満足する物を提案する
・未来のお客様も喜ぶ物を提案する
今のお客様が満足する物を提案するのは、ニーズもあるので、営業力があれば売れるでしょう。
未来のお客様とはどういう意味か、
これはわたしなりの解釈ですが、
「今のその人は当然で、10年後も喜ばれ続ける物を売る」
ということです。
基本的にお客様は素人で、こちらはプロフェッショナルであると、自覚を持たなければなりません。
お客様を教育し、育てていく必要があるかがわかるでしょう。
今のお客様だけが満足する物を売っているようでは未来にはつながらない。
それには、
最初は疑問を抱かれるのは仕方がありません。
本質的なものを理解するのは時間がかかります。
しかし本物を伝え続けることで、必ず最終的に素晴らしさに気づいてくれ、感謝されるでしょう。
裕福な家庭に生まれなかったかぎり、フランス料理の正しい食べ方もわからないまま大人になっていくと思います。
食べ方がわからないまま大人になるよりは、しっかりと教えてくれるお店のシェフと仲良くなり、色々と教えてくれる人を見つけるほうがわたしは嬉しいです。
それが未来の上顧客の創造につながると思います。
教えてもらったことはしっかりと周りの人に提唱していき、教養をバトンリレーしていく。
そうして上質なものを受け継いでいく必要があります。
お客の求めるモノ、好むモノを作りすぎた結果が現在のファッション業界の状況。
人は今まで見てきたもの、感じたものの中でしか創造することはできません。
そのため、プロ(その志事を自分の強い意思で一生涯やっていく人と定義)は、だれよりもたくさんの物を見て、感じる必要があります。
そのひとつひとつの経験は決して惰性ではなく、しっかりと一回一回の経験をかみしめ、感じていくことで血となり肉となっていくのです。
いつもありがとうございます。
ベルンでした!
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