BERUNです。
神楽坂に移転をして早1週間。
本当にたくさんの方々に来ていただき、嬉しいかぎりです。
わたくし一人で営んでいるため、予定があるときは店を開けて出て行ってしまいます^^;。
先日、たまたま近くに来たという連絡をしてくださった方がいらっしゃったのに、申し訳ない限りです。
今のところは定休日は作らず不定休でやっていく予定ですが、少しずつカチッと”お店っぽく”やっていきたいと思っています。
早稲田通りから一本入った閑静な一本道。
この道にはセンスのいい飲食店が奥に建ち並ぶため、地元の方と神楽坂を楽しみに来られた方々がちょうど半々くらいで行き交い、とてもいい空気感が漂っています。
みなさま、何のお店?洋服屋?
というようなまなざしで見ていってくださいますが、神楽坂にはもっと素敵な誘惑が多いようで、フラッと入ってきてくださる方はまだなかなかいらっしゃいません。
まだ「OPEN」「CLOSE」の看板もありませんので、初めて見られた方にはお店であるのかどうかもはっきりしていない状況かと思います。苦笑
ところで、お店を始めるにあたり、看板など身の回りに関わる小物を探す機会が増えましたが、どれをとっても「今どきカフェ風」な大量生産された”ほどほどにかわいい”アイテムしかないのです。
これでは日本人の美意識が育たないのも仕方ないですね。。
こういったお洒落の価値観が中国や他のアジア圏に広がっていくのを想像するだけで末おそろしいです。
難しい話かもしれませんが、感性の教育は絶対に必要です。
今まで神楽坂には年に何度か来るくらいの頻度でしたが、移転をしてから毎日のようにくるようになり、神楽坂の見え方が変わってきました。
この街は足繁く通わないと見えてこない”顔”があるようです。
「フランスの下町」とも「東京の京都」とも言われる所以はそこにあるのでしょう。
今の時期、神楽坂は今月末から行われるお祭りの準備ですでに盛り上がりをみせています。
今日も浴衣をきた女性たちが数多く見られました。
そしてそれを快く受け入れる街。
こんなに魅力的な街、東京で他にあるのでしょうか。
浴衣もいいですが、淡い色のセットアップにコンビシューズで出かける。
(頭はパナマを被ってほしいですね!)
そんな粋もありだと思います。
女性は和装、男性は洋装。
そんな大正ロマンを彷彿とさせる装いを楽しめる季節がやってきました。
そんな装う楽しさを考えさせてくれる街、それが「神楽坂」です。
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