ローファーのすすめ

ベルンです。

夏も終わりかけておりますが、昨今の洋装のカジュアル化に伴い、残念なことにスーツを着る機会が世間一般的に少なくなっています。

ドレッシーな「内羽根靴」を履く頻度が少なくなり、ジャケパンなどのカジュアルスタイルが増えてきています。

$~ 伊達男日和 ~ -Dandyizm Life-

<内羽根靴 (Crockett&Jones)>

気づかれていない人が大変多いのですが、ジャケパンスタイルのコーディネイトはスーツよりも難しく、ジャケパンのアイテムとスーツに合わせるアイテムで両立できる物はあまりありません。

にも関わらず、巷ではジャケパンに平気で内羽根の靴を合わせてしまっているような事故現場をかなりの頻度で見かけます。

ジャケパンには外羽根式の靴、もしくはスリップオンタイプの靴を合わせます。

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<外羽根靴 (BERUN製)>

スリップオンタイプの靴は、紐靴ではない足を滑らせて履くタイプの靴の総称のことをいいます。

$~ 伊達男日和 ~ -Dandyizm Life-

<ローファー (J.M. Weston)>

$~ 伊達男日和 ~ -Dandyizm Life-

<ダブルモンクストラップ (BERUN製)>

日本人はあまりスリップオンの靴(ローファー等)を履く人が少ないです。

世界的に見ても靴を脱ぎ履きする回数の多さを考えると、もっと普及してもいいはずなんですが。

やはりローファーのイメージと言えば、

学生の頃に履いていた人が多いと思います。

そんな人は、

「大人になってまでローファーなんて履きたくない」

と思う方もいるでしょう。

しかしその考えは非常にもったいないです。

日本人の多くはアイテムの個の力を見てしまうので、簡素なデザインのローファーはなかなか選びたがらないのでしょう。

スーツよりもジャケパンのパンツのほうが、パンツのボリュームは少なく、足元のボリュームを抑える必要がでてきます。

そんなときにロングノーズの紐靴や、オールデンのようなボテっとした大きな靴を合わせてしまうと、非常にバランスを失ってしまいます。

革靴は出来る限り小さく履くのが美しい。

安価な靴はどうしても子供っぽく見えてしまい、足元のチープさは全体を貧相に見せてしまいます。

シンプルなものだからこそ、良質なものを選んでください。

自分の足にしっかりと合った靴は、手入れをして一生ものになります。

Atelier BERUN

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