秋冬の生地たち

ベルンです。

食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、とはよく言うものですが、わたしはいうなれば「物欲の秋」と答えます。笑

ここ最近も足で生地屋を通いつめ、なかなか面白みのある素敵な生地たちを探しておりました。

写真ではわかりづらいですが、こちらはなんとウール100%のデニム。

デニムってコットン以外あるの?と思われますが、ウール素材を使いデニムの織りで作られたなんともいい風合いなんです。
ウールのやわらかな触り心地がありながらも、デニムの強い生地感がいい感じにマッチしています。
なかなか珍しい生地なので、まとめて仕入れました。

これからの季節、ツイードやフランネルを上着に取り込むなか、パンツはコーデュロイやモールスキンなどのブリティッシュスタイルが素敵ですが、よりビジネスライクにまとめたい場合のコーディネートにぴったり。

ほどよくドレッシーで、ほどよく力の抜けた感じがなんともいい感じです。

こちらはスラックス単品でもいいですが、セットアップにしたらなんともカッコイイでしょう。
上着はダブルで作る勇気のある方は、この生地の魅力を最大限まで活かしてくれると思います☆

こちらは「Loropiana」のウール/カシミアのミルド・ウーステッド

ミルド・ウーステッドとは、ミルド(縮絨した)ウーステッド(梳毛そもう)織物がついた綾織りのメルトン地のことです。

中肉で、コート地にぴったりの厚みでほどよく上品な光沢があり、冬の重苦しい装いに華を添えてくれそうです。
わたしが作りたい。。
自分の欲求は我慢しております笑

こちらはグレーのブリティッシュ・モッサー

モッサーとはモス・フィニッシュされた生地ということで、モス(苔)のような表情をしていることからこう呼ばれています。風合いとしては、メルトンの毛が長いものというイメージでしょう。
イギリスのウールを使っていることから、ブリティッシュ・モッサーと呼びます。

なかなか厚手な生地なので、ポロコートや、裏地を排したカジュアルジャケットなんかにしてもいいと思いますが、わたし個人的にこの肉厚な生地で冬用のパンツを作りたいと考えています。

生地だけでかなりの出費になってしまっていますが、やはりいい物を見つけたときは迷わず捕獲しておきたいものです。

夜な夜な生地を触ってはこれでこういうもの作ったらいいなぁ、なんて妄想しています。笑

秋はやはり、「オシャレの秋」ですね。

ベルンでした!

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