Praha

BERUNです。

洋行記、最後の更新が遅れてしまいました。なぜかブログ内に写真をアップできないという症状が発生し、アナログ人間なわたしはそこで機能停止してしまいました。
そろそろ書かないと、断片的に記憶が薄らいできています。。急いで書かなくてはいけません。

今回の最終目的地はプラハ。

実は今回の旅、当初はスイス→オーストリアという予定でした。チェコという国のイメージが、西欧よりも少々貧しいイメージがあり、旅のコンセプトカラーが変わってしまうような気がしたからです。
しかし洋行前にたまたまチェコ料理屋に立ち寄った際、そこのオーナーがプラハの魅力を存分に語ってくれたのです。そこまで語ってくれるならと、行くことに決めました。
あまり下調べもしていなかった街でしたが、同じ中欧でも街並みや文化が変わる2カ国を渡ることができてとてもいい旅になりました。

ウィーンからプラハに鉄道で向かう途中、チェコの国境を越えた時点で急に街並みが変わりました。
スプレーで一面落書きされ尽くされた駅、緑ゆたかだったオーストリアから街が土色に変わっていきます。

プラハは市街地まで出てしまえば安全な観光地ですが、駅前は治安が決していい場所ではありません。迷いながらもトラム(路面電車)に乗り、まずはホテルへと向かいます。

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この日ホテルに着いたときはもう夜も更けていたので、翌日に備えました。

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プラハは2日半、滞在しました。
歩きがいのある街でとても楽しく、魅力溢れる街です。プラハに来る際は最低でも2泊3日はほしいという理由がわかりました。

今回の洋行で初めての天候不良。しかしプラハは曇り空も合います。
まだ街が眠っている午前中から散策します。

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早朝のカレル橋。

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濡れた石畳がいい雰囲気です。

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朝食はプラハでは有名なカジュアルベーカリー”Bake Shop”にて。
ここのキッシュがとても美味しかったです。程よいスパイスに旨味もしっかりとあり、日本人の舌に合う味付けです。
オーストリアでもそうでしたが、果物をそのまま放り込んで100%絞りたてフレッシュジュースを作ることができる大きな機械が、スーパーにもカフェにも必ずありました。一杯のジュースを作るために5〜6個のフルーツを使い、その場で提供してくれます。何も飾った売り方ではなく、素朴で美味しい。これが一番です。

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まさしくプラハは迷いながら歩く街です。メイン通りから一本小道に入ると、途端に静寂が広がります。中世のヨーロッパの香りを今に残したアジのある街です。
こじんまりとした雑貨屋やアンティークショップがあちこちにあります。一度、購買意欲が沸いてしまったら止められなくなるでしょう笑

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プラハ市内の外れに、わたしが学生時代に好きでよく見ていたチェコの映画監督「ヤンシュヴァンクマイエル」の自宅兼ギャラリーがあるとの情報を聞き、現地まで行ってみました。
しかし、現地に着くものの看板もなく、室内もギャラリーらしき雰囲気もありませんでした。あったのはベランダに残る2頭の顔のみ。
わたしのリサーチ不足だったのか。残念でした。

氏のギャラリー跡の坂を下ると、とても雰囲気のいいホテルがあります。

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今回はすでに出発前に宿をとってしまっていたので泣く泣く断念しましたが、ここはぜひ泊まりたい。

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市内から少し離れているので、探究心あふれる物好きな観光客くらいで、周りはとても静かで気持ちのいい空気が流れていました。

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修道院やプラハ城内はさくっと見学。

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プラハの石畳は様々な柄があるので、それを見て歩くのも楽しいです。

せっかくなので展望台にもいき、市内を一望してきました。

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建物のデザインに制約が少ないせいで、個が目立つことに執着しすぎてしまい、結果的にとっちらかってしまった東京の街とは違います。言葉にならないくらい美しいです。古くから残る建物に住むには、現代の生活をする上で不便を感じるはずです。たとえそうであったとしても、1つ1つが協調性をもち、世界遺産の街に住んでいるという自負が心を保つのでしょうか。

 

プラハにも数えられる程度ですが、自国にしかない歴史のある帽子屋や靴屋がありました。それぞれは決して大きな店ではありませんが、自身のブランドの思想をしっかりともっているショップばかりでした。

夕方には雨が上がり、夕日が沈む頃、空一面が美しいオレンジ色のグラデーションに包まれました。

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次の日の夕日はこのような空にならなかったので、雨の影響なのでしょうか。
この後カレル橋まで落ちてゆく夕日を見ようと急いでいきましたが、途中で見かけたギャラリーに思わず足を止めてしまい、間に合いませんでした。

翌日は快晴。

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天気が変わるだけで、こんなに街並みが変わるのかというほど、前日とは景色がまったく違います。

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最後の晩ご飯は、コンサート前にジビエ料理。地元民が食べる肉料理のボリュームにやられ、食事の回数が減ってしまっていましたので、こちらの繊細な味付けの料理は美味しかったです。
この7泊9日間の洋行中、ずっと肉とビールが一緒だったので、しばらく肉は控えます。。

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最終日は早朝、空港に向かうため、街の観光は諦めカレル橋からの朝日を見にいきました。
8月というのに、早朝のプラハは冷え込みます。

今まで行っていた豊かな西欧とは異なりますが、また違った魅力のある街でした。
知らない世界を知るのはやはり楽しいです。

9月はまだ悪天候が続きますが、これからが洋服屋が最も愉しんで仕事をできる季節です。
コート生地にツイード、フランネル。色々と魅力的なアイテムが増える冬を迎えるのが楽しみでなりません。

 


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