香港1泊3日 2日目

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BERUNです。

2日目は香港島をまわりました。
九龍地区とは打って変わり、一面ガラスのビル群が立ち並ぶビジネス街です。

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本当に一部ですが、ファッションやアートを展開しているエリアもありました。海外から来た人が店を営んでいるケースが多かったです。
アンティークというようなものはあまりなく、現代ファッションやアートのものが多かったです。

中心地から少し離れて行くと、下町感が残るエリアも出てきます。

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こういうコントラストは現代の日本ではあまり見かけないですね。
裸で歩いて作業している人もいれば、道一本向こうには猛暑のなかでもスーツを着込んだ白人が歩いている。

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香港は地震が全くないそうです。そうでもなければ、こんな建物は建てないだろう、というようなビルばかりです。
世界のお金持ちは、天災の少ない場所に集まるとのこと。そう考えれば、日本は決して落ち着いて根をはる国ではないのかもしれません。

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驚きです。こちらの外枠は全て竹で組まれていました。一体竹で組まれたこの骨組みはどこまで信頼できるのでしょうか。

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意外だったのは、バイクはベスパが多かったこと。こちらはイタリアのベスパにユニオンジャックが施されていました。

今回の目的の1つでもある、香港を代表するトラディショナルショップ「The Armoury(アーモリー)」に行ってきました。

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香港島の中心地にあり、対面しているビルに2店舗構えています。
現地の人はあまりターゲットにしていないのでしょう。まともなスーツを着る人はほとんどおらず、金はあるけどセンスが乏しい彼らは、ラグジュアリーブランドに身を包みがちです。そんな中でクラシコイタリアを香港に築いた功績は大きいです。

オリジナルのテーラードは日本のリングジャケットの工場を使用しており、オリジナルパターンを使用しているとのこと。
いわゆる日本人が好きな着丈つるつるサイズピタピタのような洋服ではなく、袖裏も省いた完全なるアンコンジャケットにも関わらず、着用したときはほどよい立体的なシルエットが出来上がる大人さがあるパターンでした。聞くところによると、彼らもあまりにタイトフィットすぎるのは好きではないそうです。

何より、店員の姿勢が素晴らしい。わたしたちが香港を代表するショップの者だ、という気迫を感じました。
これはロンドンで働くアクアスキュータムの店員にも似たような空気を感じましたが、自分たちは世界の代表であるという覚悟が感じられます。
セレクトショップはセレクトしているものを買いに行くためにあるのではない、ということを再認識しました。セレクトしたものを置いていて、それをお客がセレクトするのは本当のセレクトショップではない。店がセレクトしたものを、そのお客様のために店員がセレクトすることに、本当の価値があります。

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時間と体力の都合で夜景を見ることはできませんでしたが、香港全景を眺めてきました。

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日本人ほど、他人からどう思われているかに固執している民族はいないでしょう。
もっと自由に、自己表現をしてもいい。周りにならっていても、その先に本当に目指している未来はないと思います。

 

 


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